得点が上がらない原因
- 基礎問題を十分に理解できていないから
- 間違えた問題が定着していないから
- ケアレスミスが多いから
の3つが挙げられます。それでは、それぞれどのような状況かを見ていきましょう。
基礎問題の理解が不十分
数学における基礎問題というのは、教科書の「例題レベルの問題」のことです。「文字式なら、この解き方だよね。」「相似なら、こうやって考えて解く。」という風に、例題レベルの問題の解き方をしっかり理解しているかが、1つのポイントになります。同時に、基礎問題が十分に理解できていないお子様は、苦手な分野がある場合が多いです。間違えた問題が定着していない学校の授業で行われるテストや模試はもちろん、塾の授業や宿題などでも、お子様が数学の問題を解くことは多いと思います。その際に、間違えた問題の復習をしていないお子様が非常に多いです。正確には「復習をしたつもりになっている」ことが多いです。何度も同じような間違いを繰り返している際は、特に要注意です。
ケアレスミスが多い
ケアレスミスが多い-例題レベルの問題の理解は十分で苦手な分野もなく「間違えた問題もきちんと復習をしている」「例題レベルの問題の理解は十分で苦手な分野もなく、間違えた問題もきちんと復習をしている。」それなのに、お子様の数学の点数が上がらない場合は、ケアレスミスを疑いましょう。特に、高校受験を視野に入れている場合、「ケアレスミスによる失点で不合格になる」ということは、十分に考えられます。
数学を正しく勉強すると…
苦手克服がお子様の自信に!
数学を正しく勉強することで「数学の定期テストや模試の成績は上がります」数学を正しく勉強することで、数学の定期テストや模試の成績は上がります。そして、成績が上がると「数学の勉強が楽しくなり、さらに勉強します。」このような良いサイクルで、数学の成績が伸びると、「数学ができない」という思い込みを乗り越えられたことになります。この苦手克服という経験が、数学を勉強していく上での自信になります。自分は数学が「できる」という自信があるからこそ、勉強がもっと楽しくなるのです!
第一志望校合格が近づく
高校受験を視野に入れているお子様の場合、数学ができるようになり、苦手克服ができたという自信もついた結果、お子様の「第一志望校合格」が大きく近づきます。この第一志望校の合格という経験は、その後のお子様の人生にとって、「かけがえのない成功体験」となリます。